【10分でわかる】仮想通貨Curve(CRV)のすごさ|「安い・早い・安全」なDEX

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DeFiで稼ぐ

 

こんにちは、さいとうです。

 

先日、DeFiの預かり資産が11兆円に!まもなく、12兆円も見えてきています。

その中の預かり資産ランキングを見ると、

1位→Maker、3位→Aaveと、どちらも2017年からあるプロジェクト。しかし、2位→Curve Finance。

実は、ローンチ(2020年8月)から、1年で預かり資産額が150億ドル、2位まで伸びているのが、「Curve Finance」なんです。

Curve.fi
Curve-frontend is a user interface application designed to connect to Curve's deployment of smart contracts.

今回は、
・Curveとは?
・なにに使うのか?
・まだ伸びるのか?
といった疑問に答えます。

ぼくは、投資歴5年のDeFi投資家として、活動中。これまで、日経225先物、FX、仮想通貨など、多くの投資に触れてきた身として、解説していきます。

ここを読むことで、
・Curveとは?
・Curveの凄さ
・これからの伸び
が分かります。

参考にどうぞ。

 

■Curve Financeとは?

・痒い所に手が届く、分散型取引所(DEX)の1つ
・ステーブルコイン同士の交換がカンタン
・流動性を提供できるプール数が多く、手数料+利息が得られる
・ステーブルコインを扱うためリスクが低くできる

「仲介」いらずで通貨のやり取り

Curveは、分散型金融「DeFi」における、イーサリアム上で動く、分散型取引所(DEX)の1つです。

▶︎DeFiを詳しく!

▶︎DEXとは?
・銀行やコインチェックなど中央集権型取引所(CEX)と違い、「仲介役」いらずで、お金をやり取りできる場
・管理者は、人や組織でなく、ブロックチェーン上で機械が管理
・UniSwapやSushiSwapなどが代表例

 

ステーブルコインのための取引所

Curveは、ステーブルコイン同士の交換が、ラクなのが特徴。

これは、Curveが成長している理由の1つともいえます。

ステーブルコイン同士の交換に特化した、アルゴリズムを採用することで、交換をカンタンにできます。

▶︎ステーブルコインとは?
・通貨同士を「混ぜて」作られたコイン
・法定通貨+仮想通貨を、1:1で作るのがメジャー
・最近は、仮想通貨+仮想通貨で作ったものもあり
・USDTやUSDCなど

たとえば、ステーブルコイン「USDC」を「DAI」に交換する場合、
・UniSwapだと、USDC→ETH→DAIと手間が必要
・Curveだと、USDC→DAIと直接交換

Curveを使うことで、カンタンにステーブルコイン同士を交換できます。

 

「安い・早い・安全」な取引!

・手数料が安い

UniSwapやSushiSwapなど他のDEXに比べ、手数料が安く済みます。

しかも、先ほど述べたように、コイン交換の手順が少ないので、その分の手数料も安く済みます。

UniSwapの約1/10の手数料で済むのは、メリットおおきいですね。

・自動で取引

またCurveは、アルゴリズムが自動で取引をマッチングしてくれるのも、特徴。

これには、AMM(自動マーケットメーカー)方式を採用しているからです。

AMMの他に、オーダーブック方式というものもあるのですが、取引を実行するために、取引所の外でマッチングさせてから、実行に移ります。

これだと、手間も・時間もかかってしまうんです。

Curveなら、アルゴリズムが取引を、自動で早く行ってくれます。

・管理が厳重

「Trail of Bits」という監査にも合格し、セキュリティはかなり強いんです。

 

流動性与え、利息も得られる

Curveに流動性を与えることで、その取引手数料をもらうことができます。

また、Compound、AaveなどのDeFiレンデイングプロジェクトに、流動性を提供もできます。

▶︎流動性とは?
・お金を入れられるプールという場を作ること
・自分の「銀行」をブロックチェーン上に作ること
・利用してもらうと、手数料など得られる

すると、流動性プロバイダー(LP)に、Curve取引手数料+レンデイング利息が入ってきます。

プロジェクト利用者が増えれば、得られる収益も増えるため、流動性提供者にはメリットも大きくなります。

 

運営側に回れる「DAO」

Curveには、流動性を提供すると、その量に合わせガバナンストークン「CRV」を発行します。

このトークンの量が多ければ、Curveの分散型自立組織(DAO)に加入できます。

つまり、Curveの運営に回るとができます。

すると、手数料など入ってくる分が増え、プロジェクトの計画にも関われるメリットがあります。

この仕組みにより、運営を偏りなく、より「分散的に」していけるのも、Curveの強みです。

 

■Curveは2つの使い方

▶︎用意するモノ
・国内取引所
・海外取引所
・ウォレット(MetaMask)
・Curve

ステーブルコイン同士の交換

▶︎手順
1.国内取引所で、仮想通貨買う
2.海外取引所に、仮想通貨を送る
3.海外取引所で、ステーブルコインに交換
4.ウォレットに送る
5.Curveとウォレットつなぐ
6.コイン同士を交換

手順1〜2「国内→海外への送金」は、コチラの記事をどうぞ。

ビットフライヤー→バイナンス|失敗しない送金【3ステップで紹介】
こんにちは、さいとうです。 国内→バイナンスに仮想通貨送りたい 送金失敗したくない、、、 DeFiの運用始めたい という方向けになります。 本記事...

※コチラの記事では「ビットコイン」を購入してますが、Curve利用の際は、「イーサリアム」を購入して下さいね。

 

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3.海外取引所で、ステーブルコインに交換

イーサリアム(イーサリアム)→ステーブルコイン(USDC)に変換していきます。イーサリアムのままでは、Curve内で使えないためです。

▶︎「トレード」→「コンバート」

▶︎振替元「ETH」、振替先「USDC」→金額→「コンバート」

振替完了です。

 

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4.ウォレットに送る

続いて、ウォレットの準備をしていきます。

▶︎MetaMaskを「ダウンロード」

▶︎「Chromに追加」→「拡張機能を追加」

▶︎「ブックマーク」→「このブックマークに追加」することで、検索の手間なくMetaMaskを開くことができます。

▶︎「ウォレットの作成」または、「ウォレットのインポート」をクリック

▶︎秘密のフレーズ入力→「同意します」→「開始」

準備したウォレットに、USDCを送ります。

▶︎MetaMaskで、「イーサリアムメインネット」選択

▶︎選択したら、MetaMaskのアドレスコピーします。「アカウント名」をタップすれば、アドレスコピーできます。

▶︎「アカウント」→「ウォレット」→「フィアットと現物」

▶︎ETH列→「出金」

▶︎①「通貨:USDC」②「アドレスコピペ」③「ネットワーク:ETH」④「金額入力」で、「出金」

▶︎「承認」→「次へ」→「確認コード」→完了

送金完了すれば、ウォレットに反映されます。

 

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5.Curveとウォレットつなぐ

MetaMask(財布)をCurveとつないでいきます。

Curve.fi
Curve-frontend is a user interface application designed to connect to Curve's deployment of smart contracts.

▶︎MetaMaskで「イーサリアムメインネット」選択

▶︎Curveを開き、「Connect Wallet」→「MetaMask」選択

▶︎MetaMask側でも、承認

これで、接続できました。

 

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6.コイン同士を交換

交換元「From」、交換先「To」を選択します。

※あくまで例です。

▶︎「From」列と「To」列を選択→「Sell」をクリック

承認をして交換完了です。お疲れ様でした。

 

流動性提供し、稼ぐ

▶︎手順
1.国内取引所で、仮想通貨買う
2.海外取引所に、仮想通貨を送る
3.海外取引所で、ステーブルコインに交換
4.ウォレットに送る
5.Curveとウォレットつなぐ
6.コイン同士を交換
—ここまでは先ほどと同じ—
6.プロジェクトを選び流動性提供

※1〜6は、先ほどと同様なので割愛します。

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7.プロジェクトを選び流動性提供

流動性を提供していきます。

※今回は、「Compound」で作業を進めています。

▶︎「pool」→「Compound」

▶︎Compoundプールに接続したら、「Deposit」

▶︎流動性を提供したいステーブルコイン量を設定

※預けられるステーブルコインのカスタマイズ

▶︎「Use maximum amount of coins proportion:利用可能なコインの最大量を使用する」クリックすれば、設定できます。

▶︎「Deposit」
(ここでDeposit & stake in gaugeを選択すると、貰ったトークンを預け、利息を得られます)

ガス代等を確認し、「承認」すれば完了です。

 

■もちろん問題も

ーー急なサービス停止

これは、Curveに限らず、DeFi全般で気をつけるべきことになります。

そのために、Curveでは、「EmergencyDAO」という管理者がいてくれます。

これにより、不足の事態には対応してくれるようになっています。

※管理者がいるため、「完全な分散ではない」という声もあります。

ーーバグなどに注意

先ほど述べたように、Curveは厳しい監査に合格したセキュリティを誇りますが、完全にリスクがないとはいえません。

ハッキングなどで、資金がなくなるなんてこともあります。

ですので、あくまで入れる資金は「余剰資金」でやりましょう。

ーー為替の変動リスク

ドルなどに価値が紐づくステーブルコインを利用するため、為替レートの変動には注意です。

変動によって損失が生まれる「インパーマネントロス」により、資金を失うリスクがあります。

しかし、ビットコインなど仮想通貨より、為替ならば変動は小さいため、損失を小さくできる可能性があります。

ですので、リスクを小さくしたい人にとっては、Curveはオススメです。

 

■まとめ

・分散型取引所「DEX」の1つで、AMM(自動マーケットメーカー)方式を採用
・ステーブルコイン同士の交換が、安く・手間が少なくなる
・流動性を提供し、手数料+利息が得られる
・ステーブルコインをメインで損失リスクが低い
・急なサービス停止、価格変動などには気をつける

以上、Curveについてになります。

 

これからも伸びるのか?

・DeFi全体の伸び
・ステーブルコインの需要拡大

といった理由からこれからも規模は、拡大していくと思います。

ーーDeFi自体が伸びる

預かり資産が、11兆円→12兆円目前に1ヶ月足らずで伸びているように、スピード感があります。

また、中国の規制や銀行自体が規制など、自由なお金のやり取りをしたい人が増えます。

すると、こういったDEX内での取引も、拡大する。

それにつられて、Curveも伸びでいくと思います。

ーーステーブルコインの需要拡大

また、世界半数がデジタル通貨を開発していることや、ステーブルコインが色々なネットワークで対応してきているように、仮想通貨を含むコインの需要が拡大します。

多くの通貨がある中で、Curveのような取引サービスは、必要になってきます。

ドルを円に変える換金所がなくならないように、仮想通貨などを交換する場は、どんどん拡大していくと思う。

かなり期待しておきたいと思います。

 

では。

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