こんにちは、Saitoです。
・DeFiを学びたい
・Compoundってなに?
・むずかしい用語多すぎる
こんな方向けです。
この記事で、Compoundのすべてがわかります。
DeFi初心者向けに、むずかしい用語なしで、概要〜稼ぎ方まで徹底解説です。参考にどうぞ。
■Compound(コンパウンド)とは?
✅「Compound」の特徴
・DeFiサービスの王道
・歴史があり、最大級の規模
・運営側に関われる主にこの3つ。2017年に建ち、Aaveと並んで歴史がある。現在、約1兆2,000億円ものお金が入り、UniSwapの2倍のお金になる。また、一定量以上のお金を入れれば、「COMP」トークンがもらえ、運営側に回れる。
— さいとう @ DeFiブロガー (@saito_pickNEWS) October 6, 2021
✔︎歴史あるDeFiサービス
Compoundは、多くのDeFiサービスの基盤となった、歴史のあるレンデイングプラットホームです。
つまり、仲介役いらずでお金を貸し借りできる「銀行」となります。
また、イーサリアムのERC-20規格に従って、運用されていて、ネットワークはかなり強いです。
▼DeFiを詳しく!
〜歴史〜
2017年 創設
2018年 シードラウンドで820万ドル調達
2019年 シリーズAラウンドでアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)などから2500万ドル調達
2020年 UniSwapなどが生まれる
✔︎最大級の規模!
同じく2017年に生まれたAaveと並んで、最も大きいDeFiサービスの1つとなっています。
※入っている資金量(2021年10月時点)
✔︎お金を貸す側・借りる側がいる
・貸す側
お金を貸す側は、利回りが高いと20%〜30%いくこともあります。
Compound使うと、
・「cToken」
・「COMP」
というトークンを発行します。
まず「cToken」は、Compoundでお金を貸すと、発行されます。利息を得ると、このcTokenが増えていくことになります。
また「COMP」は、ガバナンストークンと呼ばれ、サービス運営の投票権利が得られます。
ガバナンストークンとは?
DeFiサービス運営に「口を出す」権利を得るトークン。サービスが「銀行」のようにならないよう発行される。DeFiサービスにお金を預けると、これが発行されます。いわばオマケを多く持っていれば、誰でも運営側に。
お金の管理に口を出せるDeFiって、すごいですね。— さいとう @ DeFiブロガー (@saito_pickNEWS) October 6, 2021
これは、管理をみんなができることで、銀行のように「独占」されないためです。
その保有量が多いほど、サービスの決定に口を出せるのです。
しかし、条件もあります。それが、2,000万ドル(約22〜23億円)分以上のCOMPを保有しなければならないのです。
ガバナンストークンのシステムがあることで、誰でも条件を満たせば、サービス運営側に回れるのが、Compoundです。
・借りる側
お金を借りる側は、借りる額の150〜175%を担保にしなければならず、かなり信用のある人しか、お金を借りられません。
こうした、借りる側と貸す側の信用があって、Compoundは成り立っています。
■使い方は、大きく3つ!
✅Compoundの使い方3選
・COMP銘柄に投資
・お金を貸す
・お金を借りるこの3つ。1番上は、初心者におすすめのやり方。仮想通貨を、国内で買って、海外に送って、COMP/〇〇を買えばいい。もちろん、どれもリスクはあるが、Compoundに直接お金入れるよりも、カンタンで、リスク低い。
— さいとう @ DeFiブロガー (@saito_pickNEWS) October 7, 2021
まだ、仮想通貨を持ってない方はコチラからどうぞ。最大3,500円が手に入るリンクをつけておりますので、ぜひ。
※リンク外から登録すると、プレゼントもらえないので、ご注意ください。
✔︎銘柄そのものに投資
1番カンタンな方法です。
ビットコインやイーサリアムの銘柄を買うように、COMP/〇〇という銘柄を、買うカタチ。
プロジェクトの「成長」に投資していくカンタンなやり方になります。初心者に、特におすすめです。
✔︎お金を貸す
これは、DeFiサービスにお金を貸し付けて、その利息を得る方法です。
つまり、お金を貸す側になるかたちです。
DeFiは、プールというお金の「溜まり場」があります。
お金を貸す人はプールにお金を入れ、借りたい人はプールからお金をもっていく。
サービスを利用する人が多ければ多いほど、そのプール内でのやりとりが多くなり、お金が集まりやすくなります。
お金を貸して、その利息で稼ぐ方法になります。
✔︎お金を借りる
プールに入っているお金を、借りる方法です。
先ほども述べたように、借りる額の150〜175%を担保する必要があるため、初期投資はかなり必要になります。
100万円借りる→150万円必要
この高いハードルがあることで、お金を貸す側も、安心してお金を入れることができます。
■具体的に稼ぐまでを解説
ここから、具体的にどうやってお金を入れて、稼いでいくか話していきます。
テキスト+画像で、よく見ながら進めてください。間違えると、お金を失う可能性があります。
また、パソコンでの操作をオススメします。
✔︎銘柄に投資
〜手順〜
1.国内取引所で、ビットコイン買う
2.海外取引所に、ビットコイン送る
3.海外取引所で、COMP銘柄買う
手順1〜2「国内→海外への送金」は、コチラの記事をどうぞ。
=====
3.海外取引所で、COMP銘柄買う
⚫︎銘柄を買っていきましょう。
入金が確認できたら、メニューから「取引所」を選択します。
検索欄で、COMP銘柄を検索し、好きなものを「購入」します。
購入完了です。銘柄が値上がりすれば、利益となります。
※ COMP/BUSD、COMP/USDTあたりが、最初はおすすめです。
✔︎お金を貸す
〜手順〜
1.国内取引所で、イーサリアム買う
2.ウォレット(MetaMask)の準備
3.ウォレットに、イーサリアム送る
4.ウォレットとCompound接続
5.貸したい通貨を選ぶ
手順1〜3「国内→ウォレットへの送金」は、コチラの記事を参考にどうぞ。
=====
4.ウォレットとCompound接続
●MetaMask(財布)をCompoundとつなぎます。
MetaMaskで「イーサリアムメインネット」が選択されていることを確認
「App」→「MetaMask」を選択
「次へ」→「次へ」→「接続」
これで接続できました。
=====
5.貸したい通貨を選ぶ
次に、Compoundにお金を預けていきます。
「Supply Markets」
貸し出したい通貨を選択し、「Enable」

※ここでETH以外を選択したい場合は、海外取引所で、ETHを選びたい通貨に、交換しなければなりません。
こちらの「稼ぐ方法」のパートで、交換方法を解説してます。
完了です。Compoundにお金を預けることが、できました。
✔︎お金を借りる
〜手順〜
1.国内取引所で、イーサリアム買う
2.ウォレット(MetaMask)の準備
3.ウォレットに、イーサリアム送る
4.ウォレットとCompound接続
5.借りたい通貨を選ぶ
手順1〜3「国内→ウォレットへの送金」は、コチラの記事を参考にどうぞ。
https://naokoku.net/bitflyer_metamask/
=====
5.借りたい通貨を選ぶ
「Borrow Markets」
通貨を選ぶと、「Repay(返済)」と「Borrow(借入)」があります。
希望の数量を入れて借入を開始しましょう。
※この際、借りる金額の1.5倍資金が入っていないと、借入できません。
完了です。
お疲れ様でした。
■最後に
ここまで、Compoundについて話してきましたが、最後「注意点」について話していきます。
✔︎「投資」に「リスク」はつきもの!
✅DeFiのリスクとは?
・急なサービス停止
・秘密鍵をなくす、バラす
・今後のDeFiへの規制この3つ。秘密鍵をなくすのは「自己責任」ですが、やはり怖いのは「外部要因」です。DeFiは既存の金融システムを、破壊しうる存在なので、各国が監視してます。
お金は入れすぎないのが、1番のリスク回避。— さいとう @ DeFiブロガー (@saito_pickNEWS) September 29, 2021
・急なサービス停止
これはだれにも、わからないリスクです。
利益が得られていても、サービス停止されてしまえば、預けたお金はなくなってしまいます。
あくまで「余剰資金」の範囲で、投資しましょう。
・秘密鍵の紛失、漏洩
「秘密鍵」は、しっかり保管しましょう。
つまり、パスワードなどはしっかり自分だけがわかるカタチに、しておきましょう。
クラウド上に保存しないことや、何個かの端末で保存しておくことなどが、対策としてあります。
秘密鍵は、「命」と同然です。
・今後のDeFiへの規制
今後DeFiへの規制は、大きな考えられます。
DeFiは、既存の金融システムを、破壊しかねない存在だからです。
銀行より安全で、リターンも大きいとしたら、みなさんDeFiを選ぶでしょうし。
ですので、銀行や国の存在が脅かされる技術は、放っておかないでしょう。
これは、否めないリスクですね。
ですが、今後もDeFiが普及していくのは、明らかでしょう。
成長を見込みつつ、リスク管理をした上で、「投資」はしましょう。
〜まとめ〜
・Compoundは、歴史があり、最大級規模のDeFiプラットフォーム
・使い方は、銘柄に投資・お金を貸す・お金を借りるの3つが存在する
・今後、DeFiへの規制や急なサービス停止の恐れもある
・お金は「余剰資金」でやるのが、ベスト
では。
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